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サバイバーズ・ギルト（survivor's guilt）
◆概要
□「R.リフトン（Robert J. Lifton）によって明確化された概念であり、死者の死因に直接の関係はないのだが、自分だけが生き残っていることによって、他者の死の原因への自己責任、救出援助の可能性について、自分の行動や意識を責め、自分を罰しようとすること。サバイバーズ・ギルトは、他者の死と比較考量することで、自分自身の生の意味を確認していくグリーフワークの1形態でもある。序脱状態や「方向喪失感覚（エルダーGlen H. Elder）」に陥る場合がある一方、生存者の中には何かをきっかけとして行動をおこすことを自らの役割としていく者たちも現れる」（藤村［1999：25］）
▼文献
●藤村正之、1999「生き残り罪悪感（サバイバーズ・ギルト）」庄司・木下・武川・藤村編［1999：25-26］
■庄司洋子・木下康仁・武川正吾・藤村正之編、1999『福祉社会事典』弘文堂.
▼関連
◆20110716, 20121230, 20131006*
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