≫HOME ≫事項リスト
均一拠出均一給付（flat late of subsistance, flat late of contribution）
◆総論
□「社会保険の拠出・給付形態の一つ。全ての人が同一額の拠出をし、同一額の給付を受けるというもの。ベヴァリジ報告で謳われた6つの基本原則の最初の二つ。給付額は最低生活費、拠出額は社会保険経費の相当部分をまかなう額とされた。したがって、給付を改善するために拠出額を上げれば、低所得者には重い負担となり、逆に拠出額を抑えれば、給付額が低くなってしまう困難がある。そのため制度上は所得比例拠出・給付へと変容していった。それは保険原理の下で普遍主義と最低生活費原則を満たそうとすることの困難でもあった」（山森［1999：216］）
▼文献
●山森亮、1999「均一拠出均一給付」庄司・木下・武川・藤村編［1999：216］
■庄司洋子・木下康仁・武川正吾・藤村正之編、1999『福祉社会事典』弘文堂.
▼関連
◇社会保険
◆20110811, 20121231, 20131109*
≫HOME ≫事項リスト