安田三郎（やすだ・さぶろう　1925-1990）

▼人
□東京大学。東京教育大学、関西学院大学教授。社会学。

▼文献
■安田三郎、1971『社会移動の研究』東京大学出版会.
●安田三郎、1980a「行為の構造」安田・塩原・富永・吉田編[1980：2-28]
●安田三郎、1980b「行為者としての個人」安田・塩原・富永・吉田編［1980：29-46］
●安田三郎、1980c「行動文化」安田・塩原・富永・吉田編［1980：47-68］

■安田三郎・塩原勉・富永健一・吉田民人編、1980『基礎社会学第Ⅰ　社会的行為』東洋経済新報社.

▼メモ
◆機会の平等
□「「機会の平等」についての、経験的研究をレビューする。安田三郎[1971：27-33]には、「結果の平等」に対する「機会均等」が、アメリカの第7代大統領アンドリュー・ジャクソン（Jackson, Andrew）に拠ること、「機会の平等」と階層移動研究の関係についての指摘がある」

◆努力と能力
□「安田三郎は「能力」と「努力」の関係について「日本人は一般に先天的な能力に関しては徹底して平等であるとの信仰をもっており、したがって〈能力〉の差はすべて〈努力〉の差に還元されるのである。日本人にとって能力主義とは努力主義のことである」という（安田三郎[1971：337]）」

◆20100122, 0303, 0502, 0524, 20130105, 0531

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