竹田青嗣（たけだ・せいじ　1947-）

▼人
□哲学。大阪府出身。早稲田大学。早稲田大学教授。
◇HP→http://www.phenomenology-japan.com/takeda.htm

▼文献
■竹田青嗣、2005『人間的自由の条件――ヘーゲルとポストモダン思想』講談社.
■竹田青嗣・西研、2004『よみがえれ、哲学』NHKブックス.
■竹田青嗣、2009『中学生からの哲学「超」入門――自分の意志を持つということ』ちくまプリマー新書（113）.

▼参考
■竹田青嗣、2005『人間的自由の条件――ヘーゲルとポストモダン思想』講談社.
□「竹田青嗣はヘーゲルの自由論を展開し「人間は「自由」な存在であるために、その自律的な意志を発動させて道徳的存在（他者を尊重する主体）となる、というのではない。むしろ、他者を自由な人格であると見なそうとする「自律的な意志」の相互性だけが、まさしく人間の「自由」をはじめて確保し、保障する」と述べる（竹田青嗣[2005：30]）」

△キーワード：自由と他者

■竹田青嗣・西研、2004『よみがえれ、哲学』NHKブックス.
□「カントは、『人倫の形而上学』において、法には、法侵害者を罰する機能が先験的にあるという。すなわち、人間は自由（自立している）である。ゆえに、自由を侵害するものは「矛盾律」に従って罰せられるという。ヘーゲルは、自立（自律）する個人が、相手の自立（自律）を認める（相互承認）、このとき、相手の自立（自律）を認めるという相互承認を破るならば、自由意志の必然的帰結として、承認を破った側が、罰せられることを自ら引き受けるという。以上に述べたカントとヘーゲルの論については、竹田青嗣・西研[2004：144-45]参照」

△キーワード：法　責任　カント　ヘーゲル

◆20100220, 0304, 0502, 0523, 20130106

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