高橋隆雄（たかはし・たかお　1943-）

▼人
□倫理学。神奈川県出身。東京大学。熊本大学教授。
◇HP→http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/ihs/soc/ethics/takahashi/index.html

▼文献
■高橋隆雄、2001『自己決定の時代の倫理学――意識調査にもとづく倫理的思考』九州大学出版会.

■高橋隆雄編、1999『熊本大学生命倫理研究会論集1　遺伝子時代の倫理』九州大学出版会．
■高橋隆雄・浅井篤編、2007『〈熊本大学生命倫理論集1〉日本の生命倫理――回顧と展望』九州大学出版会.
■高橋隆雄・八幡英幸編、2008『〈熊本大学生命倫理論集2〉自己決定論のゆくえ――哲学・法学・医学の現場から』九州大学出版会.

▼リスト
■高橋隆雄編、1999『熊本大学生命倫理研究会論集1　遺伝子時代の倫理』九州大学出版会．
　●中山將、1999「人間と遺伝子の視点」高橋編［1999：1-42］
　●松田一郎、1999「出生前検査・診断――その背景とわが国での現状」高橋編［1999：43-65］
　●八幡英幸、1999「「生命倫理」の課題としての「人の誕生」――出生前診断の問題から見えてくるもの」高橋編［1999：67-96］
　●松下修三、1999「遺伝子治療の現状――エイズ遺伝子治療の申請から中止まで」高橋編［1999：97-115］
　●中石裕子、1999「クローン技術」高橋編［1999：117-147］
　●高橋隆雄、1999「ヒト・クローン作製をめぐる倫理的諸問題」高橋編［1999：149-180］
■高橋隆雄・浅井篤編、2007『〈熊本大学生命倫理論集1〉日本の生命倫理――回顧と展望』九州大学出版会.
・第I部　総論
　●加藤尚武、2007「日本での生命倫理学のはじまり」高橋・浅井編［2007：3-18］
・第II部　自己決定・医療情報
　●八幡英幸、2007「日本の生命倫理と「人の誕生」の問題」高橋・浅井編［2007：91‐107］
　●立岩真也、2007「障害の位置――その歴史のために」高橋・浅井編［2007：108‐130］
　●北村總子・北村俊則、2007「日本の精神科医療の回顧と展望――精神疾患を有する者の医療における自己決定」高橋・浅井編［2007：131‐159］
　●松田一郎、2007「遺伝医療と倫理問題――遺伝情報への対応を中心として」高橋・浅井編［2007：160‐181］
　●坂井孝壱郎、2007「医療情報と「プライバシー」――「個人情報保護法」を中心とした回顧と展望」高橋・浅井編［2007：182‐205］

■高橋隆雄・八幡英幸編、2008『〈熊本大学生命倫理論集2〉自己決定論のゆくえ――哲学・法学・医学の現場から』九州大学出版会.
　●岡部勉、2008「自己決定と行為の選択――不合理・愚かさ・弱さと自己決定」高橋・八幡編［2008：3‐21］
　●小柳正弘、2008「「自己決定」の系譜と展開」高橋・八幡編［2008：22‐42］
　●八幡英幸、2008「道徳法則・自律・自己決定――カントと生命倫理学、その隔たりから」高橋・八幡編［2008：43‐59］
　●信原幸弘、2008「自己決定権と自律的行為の多様性」高橋・八幡編［2008：63‐84］
　●高橋隆雄、2008「賭けとしての自己決定」高橋・八幡編［2008：85‐107］
　●北村俊則・北村總子、2008「医療における自己決定論の盲点――精神科医療のなかで」高橋・八幡編［2008：108‐122］
　●稲葉一人、2008「法的観点から見た、自己決定」高橋・八幡編［2008：125‐157］
　●奥田純一郎、2008「プライバシーと自己決定――ヒト胚試料の法的地位を手がかりに」高橋・八幡編［2008：158‐176］★→奥田純一郎
　●浅井篤、2008「医療現場で自己決定を実現するために必要な10の徳」高橋・八幡編［2008：179‐193］
　●Macer,　Darrl. 2008. Self-determination and informed choice. 高橋他編［2008：194‐206］＝加藤佐和訳、2008「［抄訳］　自己決定とインフォームド・チョイス」高橋・八幡編［2008：207‐210］
　●田中朋弘、2008「専門職の自律性――医師とその専門職集団の関係について」高橋・八幡編［2008：213‐235］
　●森田敏子・前田ひとみ・岩本テルヨ、2008「看護という組織における自律――患者・看護師にとっての自律とは」高橋・八幡編［2008：236‐265］
　●香川知晶、2008「アメリカ生命倫理における自己決定概念の系譜――人格の尊重、自律、プライバシーの権利」高橋・八幡編［2008：269‐291］
　●トビアス・バウアー、2008「ドイツの医療倫理と自己決定――ドイツにおける臨死介助議論を中心に」高橋・八幡編［2008：292‐311］

▼引用
■高橋隆雄、2001『自己決定の時代の倫理学――意識調査にもとづく倫理的思考』九州大学出版会.
　　・ミル　自己決定権

◆20100220, 0304, 0502, 0523, 20130106, 20140318*

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