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Searle, John Rogers. （1932-）
▼人
□哲学。アメリカ。カリフォルニア大学バークレー校。
▼文献
■Searle, John R. 1984. Minds, Brains and Science. Reith Lectures.=2005、土屋俊訳『心・脳・科学』岩波書店.
■Searle, John R. 2004. Mind: A Brief Introduction. Oxford University Press.＝2006、山本貴光・吉川浩満訳『MiND マインド 心の哲学』朝日出版社.
▼引用
■Searle, John R. 2004. Mind: A Brief Introduction. Oxford University Press.＝2006、山本貴光・吉川浩満訳『MiND マインド 心の哲学』朝日出版社.
◆自由意志の問題
□「多くの哲学者が両立説を受け入れることにはもう一つの理由があると思う。つまり、私が定義した自由意志の問題について、彼らはあまり関心がないのだ。関心をもつのは、「道徳的な責任」の問題だ。仮にヒトラーのような人物の行いについて、それが自由意志によるのではなく決定されたものだと示せたとする。道徳的な責任に関心をもつ哲学者たちは、こうした場合でもその人物が自らの行為にたいする道義的な責任から逃れられないことを主張しようと心を砕いている。そうした意味で彼らは、道徳的責任が決定論と両立しうることを主張したいのだ」（286）
△キーワード：自由意志 責任
◆20090807, 20100906, 20130108
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