斎藤貴男（さいとう・たかお　1958-）

▼人
□ジャーナリスト。早稲田大学、バーミンガム大学大学院。

▼文献
■斎藤貴男、2000『機会不平等』文藝春秋.
■斎藤貴男、2004『安心のファシズム――支配されたがる人びと』岩波書店.
■斎藤貴男、2009『強いられる死――自殺者三万人超の実相』角川学芸出版.→2012『強いられる死――自殺者三万人超の実相』河出書房新社.
■斎藤貴男、2011『「心」と「国策」の内幕』ちくま文庫（さ-24-7）.

▼メモ
◆機会の平等
□「日本の「機会の不平等」を指摘する論として、斎藤貴男[2000]、苅谷剛彦[2001]、「中央公論」編集部編[2001]、橘木俊詔編他[2004]、山田昌弘[2004a]、橘木俊詔[2006]、文春新書編集部編[2006]等がある。また、従来の機会・結果の格差を論じる議論が、性別や企業規模等のグループ間格差を無視しているとする大沢真理の指摘（大沢真理[2002：173-9]）」

◆自己責任
□「斎藤貴男は「自己責任」概念の新聞上での使用法をレビューする。そして、「「自己責任」の氾濫は、弱者を排除するための方便に悪用されかねない危険を孕んでいく」と述べる（齋藤[2004：17-24]）」

◆20100213, 0304, 0502, 0531, 1126, 20121031, 20130108

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