中村元（なかむら・はじめ　1912-1999）

▼人
□インド哲学、仏教学。東京大学名誉教授。

▼文献
■中村元、1989『中村元選集[決定版]3　日本人の思惟方法――東洋人の思惟方法Ⅲ』春秋社.

▼引用
■中村元、1989『中村元選集[決定版]3　日本人の思惟方法――東洋人の思惟方法Ⅲ』春秋社.
□目次
□1章　序
□2章　与えられた現実の容認
□1　現象界における絶対者の把持
□2　現世主義
□3　人間の自然の性情の容認
□4　人間に対する愛情の強調
□5　寛容宥和の精神
□6　文化の重層性と対決批判の精神の薄弱
□3章　人間結合組織を重視する傾向
□1　人間関係の重視
□2　個人に対する人間関係の優越
□3　有限なる人間結合組織の絶対視
□4　家の道徳の尊重
□5　階位的身分関係の重視
□6　国家至上主義の問題
□7　特定個人に対する絶対帰投
□8　権威の尊重と外国崇拝
□9　帝王崇拝
□10　宗派的・派閥的閉鎖性
□11　力による人間結合組織の擁護
□12　社会生活における活動の強調
□13　道徳的反省の鋭敏
□14　宗教の教義に対する態度
□15　むすび
□4章　非合理主義的傾向
□1　非論理的傾向
□2　論理的斉合性ある思惟能力の欠如
□3　論理学の未発達
□4　直観的・情緒的傾向
□5　複雑な表象を構成する能力の欠如
□6　単純な象徴的表象の愛好
□7　客観的秩序に関する知識追求の弱さ
□5章　シャーマニズムの問題
□結語

◆20110408, 20130107

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