『花柳春話』

▼説明
□1878（明治11年11月）に出版された、ロウド・リットン（Edward Bulwer-Lytton イギリス）『アーネスト・マルトラヴァース』（Ernest Maltrverse）、およびその続編『アリス』（Alice）の翻訳。翻訳者は、丹羽純一郎。

▼文献
■ロウドリトン著・丹羽純一郎訳、1878（明治11年11月）『欧州奇事　花柳春話』→木村編［1972：3-94］

■木村毅編、1972『明治文学全集7　明治翻訳文学集』筑摩書房.

▼引用
□「マルツラバース問テ曰ク君詩ヲ作ルヤ。曰ク固ヨリ然リ。何ゾ君ノ問ヒヲ煩ハサン。才子ノ一世ニ一詩ヲ作ルハ猶ホ痘（ほうそう）ヲ病ムガ如シ。詩ト痘トハ才子ノ遁ルベカラザル一責任タリ」（23：第2編17）

△キーワード：責任

◆20100217, 0326, 0502, 0602, 20120508, 20130107