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今田高俊(いまだ・たかとし 1948-)


▼人
□社会学。兵庫県出身。東京工業大学教授。
◇HP→http://www.valdes.titech.ac.jp/~imadalab/
▼文献
●今田高俊、1999「「リスク」が個人に転嫁される社会」『エコノミスト』77(34):96-7.
●今田高俊、2004「福祉国家とケアの倫理――正義の彼方へ」塩野谷他編[2004:235‐61]
■今田高俊、2005『社会学シリーズ 自己組織性と社会』東京大学出版会.

■塩野谷祐一・鈴村興太郎・後藤玲子編、2004『福祉の公共哲学』東京大学出版会.


▼引用
●今田高俊、2004「福祉国家とケアの倫理――正義の彼方へ」塩野谷他編[2004:235‐61]
□「新自由主義の際立った特徴は公益および公共の概念に代えて「自己責任」を強調する点にある。福祉国家は市民社会の秩序を破壊しており、個人の自律的活動を原動力とする市場こそが社会に福利をもたらすとする。新自由主義の真骨頂「福祉国家への敵意」にあり、市場主導の経済成長こそが福祉の原点だとすることにある。しかし、自己責任という美名のもとに、さまざまなリスクを個人へ転嫁することは、社会的弱者に医療・教育・社会保障を自分でどうにかせよと圧力をかけることであり、そうできない場合は自業自得とみなすことである」(236)

△キーワード:自己責任 福祉 自業自得


▼メモ
□「ギリガンの「責任」概念について川本隆史[1995:67-73/202-05]、井上達夫[1995→2001:130-31]、今田高俊[2004:249‐54]、山根純佳[2006]」

△キーワード:責任 呼応 ケア ギリガン


◆20100219, 0302, 0502, 0524, 20110430, 20130105

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